「モンテッソーリ教育」というとたくさんの教材を思い浮かべる方が多いでしょう。『日常の練習』『数の概念』『言語の獲得』『自然科学への目覚め』など、これらの項目の一つひとつを、実際に手に取って触ってみてその感触を身体で実感し体得していくように、教材が整えられています。
その数の多さにはびっくり…。
欧米では、古くから、モンテッソーリ教育の影響を受け、「数をかぞえる」「色をそろえる」「重さを比べる」「形を整える」などのあそびがたくさんあります。
それらは決して複雑ではなく、とってもシンプルで何度も繰り返しができるものです。たとえば、ままごとをするように、コップ重ねや、積み木、色板、パズルなどなど、どれもが、触る・握る・数える・比べる…の興味を思う存分満たしてくれるおもちゃたちです。
ですから、「知育」とは頭を良くするために…を直接の目的にしているのでありません。それよりももっと大切な心と身体のバランスを育みながら、聡明で創造性のある知性を養っていきます。
身体の成長に寄り添いながら、そして心に心地良い達成感と刺激を与える…、「知育」とは「知恵」を育てる大切なツールたちなのです。
本物は良質ですから、100年経ってもこわれません。
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