トピックス

『仕事観』〜あなたの今の『仕事観』を漢字1文字で表すと?〜

6月は、前月の5月と違い公休日が1日もない月です。
「さぁ〜目一杯働け〜!」と、どこかで誰かにお尻を叩かれているような気分の1ヶ月です。その上、突然の首相交代劇まで起こり、日本の未来を予測するのが困難な状況は、梅雨入り前のお天気と同じような気分で毎日がちょっと憂鬱です。
そんなこんなのときだからこそ・・・と、「今の仕事観を漢字1字で表すと?」の質問に答えて〜という記事をご紹介します。

今回の調査はインターネットによるもので、対象は関東、関西、東海地域在住で22〜39歳の正社員男女1000人に実施されたものです。男女比較もあり、調査の年齢も比較的若い層のリサーチですが、じっくり眺めてみると、現代の世相を知る手がかりにもなりそうと思い、今月のメリーキッズ通信はこのリサーチをもとに、展開してみようと思います。
以下、総合ランキングと男女別ランキングの両方を紹介します。(資料提供:インテリジェンス)

長引く世界的な不況のために、「仕事」そのものへの不安や不信感は、どうしてもぬぐえないというのが現状でしょう。

また、超円高の日本経済も、デフレ状態からの脱出が難しいため伸び悩んだままの消費力の背景には、給料減やボーナスカットの話しへとつながり、「不況」が、いまでは当たり前の社会現象となってしまいました。 そんな一種あきらめに似た気持ちの中で、ビジネスパーソンたちは、いまをどのように受け止めているのでしょうか?

インテリジェンスの調査によると、22〜39歳のビジネスパーソンに「今の仕事観を漢字1字で表すと?」と尋ねたところ、上記の表のようにトップは意外にも「楽」という字だったようです。

回答者の半数は「仕事が楽しい」という理由で選んでいたようですが、「定時退社だから」(27歳女性)のように“ラク”という意味で選んでいる例や、「楽しいことを仕事にしたい」(35歳男性)というように将来への願望を込めている例も見られたようです。

以下、2位「忍」、3位「耐」、4位「苦」、5位「生」、6位「忙」など、どうしても不況を反映した漢字が並んでいるのが気になります。

さらに男女別に見てみると、女性の1位は「楽」だったのですが、男性の1位は、何と「忍」でした。

さてさて、この差はどこらかきているのでしょうか??

また、「忍」とは、少しニュアンスが違いますが、意味合いからすると近いところにある「耐」について、選んだ人の理由を見てみると、「コスト削減などで自由がきかない状況だから」(27歳男性)と、やっぱり、どこか我慢の状態を表している文字が選択されています。

そしてランキング外になりますが、読んで字のごとくの、「笑」については「どんなに大変でも笑っていれば、何とかなる」(24歳女性/IT系エンジニア)と、いささかあきらめにも似た感情が浮き彫りになっていますし、「減」について言えば、「給料が全従業員カット・仕事量も減ったため」(32歳女性/企画・事務系)など、超リアルな現状がここにはありそうです。

次に職種別で見てみると、企画/事務系や営業系の1位は「楽」、IT系エンジニアや販売/サービス系の1位は「忍」、モノづくり系エンジニアの1位は「耐」だったようです。
さらにまた、地域別に見てみると、関東や関西の1位が「楽」だったのに対して、東海の1位は「耐」と、これも自動車産業界の不況の影響がうかがえるのかもしれません。

「不況」の時代には、自分が信じることや、取り組むべきモノを見失いがちになりますが、こんなときだらかこそ、「自分」と語り、「自分」を知ることは、とても大事なことではないでしょうか?

「仕事観」から見える現代世相には、仕事への期待を持ちながらも、なかなか実現できそうにない現実への淡い期待が込められているようで、ちょっと切なくなってくるような気がします。

願わくば、思いっきりスカッとした気分で、思いっきり自分を発揮する〜、そんな仕事との出合いがあるといいなぁ〜と思いますが、「お金じゃないんだ〜!」と叫びながらも、でも本心は違うんだよなぁ〜のCMがヒットしている時代へのささやかな反骨心も持ちたいところですね。

それでは、今日も一日、仕事に「楽」を感じながら、願わくは「爽」へと向かう達成感を期待することといたしましょう〜♪

〜たちのゆみこ〜