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青い奇跡〜ジャパン・ブルーのお話し〜

今夏の大イベント「ロンドン・オリンピック」が終わって、慢性的な睡眠不足から解放された方も多いことでしょう。
今世紀最大の参加国が集まったと言われる今夏のオリンピックは、たとえ睡眠不足になることがわかっていても、リアルタイムのテレビ放送を見逃すわけにはいかないもので、ついつい早朝からテレビのスイッチが入っていたのではないでしょうか??

また、さらに睡眠不足に拍車をかけるような連日の猛暑や寝苦しかった熱帯夜とも重なって、早朝からテレビに釘付けになった方も多かったことでしょう。

史上初38個のメダル獲得で、期待通りたくさんの感動のドラマが印象に残っていますが、その中でも日本選手団の結束力が発揮されたチームの力や、たとえ勝っても負けても競技に向かう日本の礼儀正しい姿勢などが海外メディアから絶賛されたというニュースに、私たちにとっては当たり前のようなことが、改めて国際的に評価されたのも、ちょっとうれしいニュースでした。

そんなこんなのオリンピック余韻が、まだまだ残っている今月の「めーるきっず」通信は、「青い奇跡」と呼ばれるジャパン・ブルーについてご紹介しようと思います!!

「ジャパン・ブルー」とは藍色のことです。
藍とはタデ科の植物で、藍の葉の原料に灰汁や消石灰などを加えて発酵させ、藍液の表面に細かい泡「藍の華」を建て、布を染める染料として知られています。藍染は、日本の伝統的な染色方法です。
荀子の『青は藍よりいでて藍より青し』の通り、「ジャパン・ブルー」は、今では、世界のどの青よりも一番輝いたブルーとなりました。

なぜかと言いますと、昨年のワールドカップ女子サッカーで、日本女子代表のなでしこジャパンが見事世界の頂点に立って、日本が活気づいたのは記憶に新しいところです。国民栄誉賞も授与され、彼女たちが身につけていたユニフォームの色から「青い奇跡」ジャパン・ブルーと呼ばれているのです。

なでしこジャパンは、いまや日本の誇りです。

今回のオリンピックでは、宿敵のアメリカとの決勝戦で負け、惜しくもメダルは「銀」でしたが、最終戦までの戦い振りと、メダルを逸したチームが、最初は涙、涙だったにも関わらず、表彰台で見せた選手全員の見事なまでの笑顔が、またまた世界を魅了したのでした。
深々と観客席に向かって頭を下げるチームの面々に対し、客席からは拍手喝采でスタジアムがひとつの大きなうねりになったそうです。

やはりここでも奇跡は起こっていたのでしょう〜!!
ただし、皮肉にもこの決勝戦のとき、彼女たちが着ていたユニホームはジャパン・ブルーではなく「赤」でした・・・??!!

では、もう一度、ジャパン・ブルーに話を戻しますと、東洋の青が藍色なら、西洋の青はマリンブルーに相当するでしょうか。
フランス語にアジュールという言葉がありますが、これは青系の色を意味し、海の色や空の色として例えられます。
高級リゾート地として有名な、コート・ダジュール(仏)の地名になっていますし、また、アジュールは天然ウルトラマリンという顔料の原料である宝石、ラピスラズリのことも意味します。

ラピスラズリは、濃い青色に金色の黄鉄鉱がちりばめられた、まるで星空を思わせるような石です。古代のエジプトでは、死と再生を司る特別なパワーを持つものとして扱われ、ファラオや王族、神官といった地位の高い者を象徴するものでもありました。
ツタンカーメン王のマスクにもラピスラズリが多用されていると言われています。この石の原産地は、アフガニスタンで、日本にはラピスラズリとしてではなく、「瑠璃」と言う名前で入ってきています。

古くには、薬師如来の仏像にこの瑠璃が使われていたので、瑠璃光浄土の主、瑠璃光如来という別名も持っているそうです。
瑠璃が古代より内服薬としても利用されてきた癒しの石であった所以かもしれませんが、今なら、「瑠璃色の地球」といわれるように自己浄化力も強い石として有名です。

優れた青い色は、静寂や平和を意味します。人間の体内では、スロートチャクラといって、喉のあたりのチャクラを開くために、このブルーをイメージします。きれいな青の色が首から肩にかけてリラックスさせてくれるといわれています。
結婚式でも幸せになるサムシング・フォーのひとつが、サムシング・ブルーです。ウエディングに青いものを取り入れると良いとされるのも、きっと奇跡をたくさん運んでくる強さがあるからでしょう。

元気と癒し、そして幸せをもたらしてくれる「青い奇跡」を生活にプラスしてみるのも一考でしょうか。青い服を身に付けたり、食器やグラスのテーブルウェアに取り入れたり、青い花を飾ってみたりと、サマー・イン・ブルーに挑戦してみるのも素敵かもしれません。

オリンピックも終わり、気がつけば夏休みもあとわずか!!

「青い奇跡」は、これから先、どんな感動や驚きを運んでくれることでしょうか??

あっ、そうそう、夏休みの宿題や、やりかけの仕事などは、最後までやり遂げないと決して奇跡は起きませんので、みなさま、お間違いのないようにです!!!

たちのゆみこ