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Win-Winな話し方ー「断定」して話していませんでしたか??ー

■あなたの話は感じ悪い?

誰かと話をするときに、忘れてはいけないポイントの一つに、「何を話すか」よりも、相手にそれが「どう聞かれるか」に気をつけるということがあります。
このことがどれくらいきちんと考えられるかどうかで、「話す」ことの実力に差が出て、特にプレゼンやスピーチなど、不特定多数を相手にする場合は特に重要ですという記事を見つけました。

日頃、「話す」ことを仕事としている私に取っても、興味深い内容ですし、それと同時にちょっと耳の痛い話でもありました。

記事を読み進めていきますと、なるほど〜っと、納得のテクニックがありましたので、今年最後の「めーるきっず」通信は、このテクニックに焦点を当てて、みなさまに『Win-Winな話し方』をお届けしようと思います。

まずは、「毒消し言葉」といわれるテクニックで、いわゆる、ズバッと言い切ってしまう断定的な物言いや、直接的な言い方ではなく、やわらかく、オブラートで包んだような言葉使いのことです。

具体例を挙げて考えてみますと、ある特定の役割や職業のことに触れるようなスピーチの場合に、例えば、「大手ゼネコンには困ったものですね。ベタベタな癒着で談合も当たり前でしょ?」などという直接的な話をしてしまったとすると、聞き手はそのことをどんな風にとらえるでしょうか?
もしかして聴衆の中に、その業種に携わっている方がいたとすると、決していい感情は持たないでしょう。

人は本来、多かれ少なかれ誰もが、傲慢で自己中心的な生き物であるということです。
そのために、なかなか相手の立場に立って考えることができない人も少なくはありません。
自分にとって都合のいい勝手な解釈だけでものを言い、相手を怒らせたり傷つけたりしてしまい、自分自身が理解されずに終わってしまうことが起らないという保障はどこにもありません。

ですから、できればそうならないためにも、相手に「どう聞こえるか」を意識して話すように心がけることが、普段から大切だと。



■誰からも受け入れられる表現にする3文字の魔法

さらに注意するところとして、「断定」して話をしないためのテクニックがあげられています。

もし、「断定」することが会話のときの諸悪の根源とすると、自分の気持ちを相手に素直に伝えてはいけないのでしょうか?

決して、そうではありません。
誰でも,自分の持論に自信を持って述べても大丈夫なのですが、ここでひとつ大事なことは、相手への配慮を忘れないということなのです。

そこで安易に、「断定」して話してしまわないためにと、記事には、「魔法の3文字をつけること」を忘れないと言うことをお勧めしますと書かれていました。

例えば、それはこんな風にです。
あるとき、セミナーに参加して、「効率的な学習法」という簡単な作文を書いたときのことです。
参加者の前で、発表する前に講師の添削を受けました。
短時間ではありましたが、内容を練りこみ、満足のいく良い出来の作文が完成できたと思っていました。
そのうえ、少し自信があったせいもあり、最後の文章は「これが効率的な学習法です!」と締めくくり、勢い文章を完成させました。

すると、このとき、「確かに、よく書けていますね。
手直しする場所はありませんよ」と、講師の先生からも言われました。
でも最後に一言、「この1箇所を除いてはね」と言われ、見直してみると、「効率的な学習法です!」という文章の最後に先生は、「の一つ」という文字を書き込まれました。

これが効率的な学習法です!

これが効率的な学習法の一つです!

さて、みなさん、この二つの言い回しの違いがわかりますか?
前者は断定。
はっきりと言い切っていて、「これ以外の学習法は効率的ではない」というニュアンスを含んでいます。

ですから、たとえどんなにいい学習法であっても、「どうだ!」と言わんばかりの表現の仕方では、相手の反発的な気持ちを刺激してしまいそうとの指摘を受けたのです。

しかし、文末に、「の一つ」という3文字を加えることで、「あなたもいい勉強法をご存知でしょうけれど、その中の一つが、私の紹介するものなのです。
あなたの選択肢に加えてくださるとうれしいです」というニュアンスが伝わると同時に、相手の反発をいたずらに招くようなことはなくなるのと言うことです。

このように、たとえ、正しい意見だと確信していても、一方的に相手を言い負かしてしまうのではなく、相手の意見を尊重しつつ、自分の意見もきちんと相手に伝える……それこそが、Win-Win(両者が勝つ)関係の第一歩ということなのです。

どんなに単純で簡単なことでも、誠意を持って伝えることは大切です。伝えたいことを丁寧に伝えられるように吟味することは、最終的に、相手への配慮だけでなく、伝えたいことがより良く相手に届く結果へとつながっているのです。

苦手な相手との会話がはずむためにも、『Win-Winな話し方』を心がけることは大事かもです。

また、これから先も出会うだろう新しい関係とも、もっと、もっと会話がはずむことになればいいなぁ〜って!!

『Win-Winな話し方』早速,使ってみたくなりましたが、みなさま、いかがでしょうか??

最後になりましたが、今年も一年間、「めーるきっず」に、おつき合いいただきありがとうございました。
また、来年もよろしくでぇ〜〜す!!
どうぞ、良いクリスマスとお正月をお迎えください。

たちのゆみこ