トピックス

さわって遊べるおもちゃ展 in 大阪南港

今年も春休み最後の週末4/2〜4の3日間は、大阪・南港ATCで「おもちゃ展」が開催されました。今回のご案内は『さわって遊べるヨーロッパのおもちゃ展』で、3日間の来訪者は延べ3000人を越えました。

会場を訪れたお客様は、小さな子どもたちだけでなく、お父さんもお母さんも、そしてもちろんおじいちゃんも、おばあちゃんも…と、いろいろなみなさんでにぎわいました。期間中、場内のあちこちでわき上がる大きな歓声が、子どもたちばかりではなかったことでも、今回の企画は大成功だったと、企画をお手伝いした一人としては、大変うれしい3日間のにぎわいでした。

今月号では、そんなこんなのにぎやかな3日間をご報告しようと思いまぁ〜す。

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まず最初に、今回のおもちゃ展では、「子どもたちへの思い」に協賛してくださるいろいろな企業がプロジェクト参加をしてくださいました。
その中でも今回の最大のトピックスは、「ドイツ・HABA」社が推奨してくださるドイツ直輸入のおもちゃ(ゲーム)の数々を使って、直接さわって遊べる体験型の遊び場広場が開催できたことでした。

HABA社(www. habajapan.jp)とは、創業70年を越えるドイツで有名な老舗のおもちゃ屋さんですが、日本でも早くからヨーロッパの「優秀玩具」の代表として紹介されていて、すでに30年以上が経過しています。
きっと「HABA」の名前を聞いただけで、いろいろなおもちゃがすぐに思い浮かぶと言う永年のHABAファンの方も多いことでしょう。
また、「HABA」と言えば、誰もがまず自然の「木」のぬくもりがそのままに伝わってくる素材の品質の良さや、ヨーロッパ特有のカラフルでいて優しい風合いの色彩の組み合わせなどに心魅かれるのではないでしょうか。
積み木・クーゲルバーン(組み立て列車)・パズルなどは、ヨーロッパだけではなく、日本を含めた世界中の幼稚園・保育園で大活躍しているおもちゃですから、きっとみなさんも、どこかで一度は遊んだ記憶があるかもしれませんね。

さらに興味深かったのは、今回のおもちゃ展では、これまで誰もが知っている幼稚園や保育園で使っている幼児向けのおもちゃだけではなく、HABAの新しい一面を紹介するという大胆なコンセプトも合わせて企画が進行しました。例えば、素材も木のおもちゃだけに囚われずに、また遊ぶ年齢も幼児から大きく飛び超えて、家族全員が揃って遊べるゲームだったり、はじめての場所で知らない者同士が集まったときにも自然なコミュニケーションが生まれてくるゲームでだったりと、子どもたちだけでなく大人も真剣になれるという遊びの提案でした。

ここで、2010年版のHABA商品カタログのゲームのページに、ゲームを知り尽くしたHABA・ゲーム編集チームからのゲームへの思いを込めた言葉が書かれていますので、HABAの「ゲーム」についてのコンセプトの説明のために引用してご紹介します。

『HABAでは毎年30のゲームが制作されています。遊んで遊んで遊び抜くことによってアイディアをよりよいものにして、どれくらいの年齢からの子どもたちが、 ゲームを楽しいと思うのかを試してみます。ゲームを制作することは決して容易ではなくエネルギーを必要とします。しかし、この努力こそが、大人と子どもたちが遊ぶときに、いつも喜びを運んでくると確信しているのです。』

このように作り手の側の思いを読むと、「HABA」のおもちゃと出会った子どもたちに、いつの間にか遊びを通して真剣な取り組みの姿が生まれるのには、それだけの、納得できる背景があったから…という気がしてきます。

みなさん、いかがでしょうか?

さて今回のおもちゃ展では、本来ならテーブルを囲んで遊ぶゲームを…ということなのですが、実はあっと驚くことが起こりました。
デモンストレーション用に作られた超ビッグサイズのゲームのいろいろが、ドイツ・HABA本社からおもちゃ展のために直送されてきたのです。

展示会場のあちこちには、いろいろなゲームが体験できるブースが設置されましたが、今回の極め付けは両手で抱えないと運べないくらいの大きなサイズの木製の亀の競争ゲームや、人気の動物積み木シリーズの「ワニに乗る」の特大型サイズなど、予想を越えたビッグな大きさはひときわ会場の目を引いて大人気でした。
会場内で真剣に遊びに向かっているのは、子どもたちばかりではなく、大きな動物と格闘するお父さんや、ゆっくり動くと思っていたはずの亀が急に走り出してびっくり仰天のお母さんなど、愉快な出来事の連続でした。
このように世界中の至るところで子どもたちと出会っているHABAのおもちゃですが、それらを手にした子どもたちが、それぞれのイメージやそれぞれの工夫で動きはじめる光景は、何時間眺めていても実に楽しくて愉快なものです。なぜなら、ときには子どもたち自身に言葉が生まれる瞬間だったり、いままで不安定だった子どもたちの足取りが確実な一歩に変わるときだったりするからです。
子どもたちが、心を通わす素晴らしいパートナーとしてのおもちゃの存在を知れば知るほど、子どもたち自身の意志で自発的に動きだせるきっかけとなるおもちゃの存在や役割の大切さを考えずにはいられません。おもちゃって、きっと子どもたちの真剣なまなざしの向こう側にあるその子自身の成長のボタンを押す仕掛けのようなものと言っても過言ではないでしょう。

大人も子どもも真剣に遊んだ3日間は、おもちゃが持つパワーや新しい可能性をそれぞれに開花させてくれたと思います。

最後に今回の目から鱗のおもちゃ展の企画に協賛してくださった参加企業のみなさまをご紹介します。

子どもたちの未来への思いだけでに止まらず、暮らしを豊かに支え合うたくさんの仲間に感謝です!!

 *大阪南港/ATC
 *大阪デザインオフィス/こふれ 北中正紀
 *HABA Japan
 *西尾家具工芸社/ならのこ「はじまりのいす」
 *ギムニク
 *クレヨンハウス
 *プレイトピア
 *企画・コーディーネート 飯島ツトム

楽しい時間をご一緒していただき、ありがとうございました〜♪

〜たちのゆみこ〜