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プラス思考で『力』に変えるー私に足りない「○○力」とは〜?ー

今回、みなさまにご紹介するのは、朝日新聞/土曜日版で見つけたデジタル・ウェブサイトのアンケート記事beランキングです。

この記事は、朝日新聞デジタルの会員登録者を対象にしたアンケートで、調査協力総数は1701名、その内訳は男性56%、女性44%でした。

調査内容とは、一般的な言葉、流行語などを中心に、編集部が事前に用意した約50の「○○力」から、それぞれが、『不足しているもの』『もっと身につけたいと思うもの』について、一人5つまでを選んでもらったもののランキングの発表です。

そもそも「○○力」というのが、流行語になったきっかけとは、昨年、77歳で亡くなられた画家・作家の赤瀬川原平さんが書かれたエッセー集『老人力』が、そのはじまりだったと言われています。

歳をとったとか、モーロクしたとかいう言葉の代わりに、「あいつもかなり老人力がついてきたな」と言われると、それだけでも、何だか歳をとることへの抵抗感が薄れ、むしろ、歳をとることに積極性が出てきて、なかなかいいんじゃない〜という、発想の転換だったのです。

要するに、物忘れや体力の衰えなど、普通は、嫌がられそうな老化現象に対して、少しでもプラス思考でとらえるだけで、誰にでもいつかは起きるこれら老いの現象を、例えば、人体のブラックホールから湧いてくるエネルギーではないかと、老いを積極的に評価しているとベストセラーになったのです。

同様に、昨年、80歳で亡くなられた作家・渡辺淳一さんが世に出した言葉は『鈍感力』でした。
これは小泉純一郎元首相が、当時、低支持率に悩む第一次安倍政権の幹部に向かって「鈍感力が大事」と、ハッパをかけたことが話題になったときに脚光を浴びた言葉です。

‘09年の新語・流行語大賞にノミネートされた『女子力』も、マンガ家の安野モヨコさんが広めた言葉とされていますが、最近では「女性活用」の意味で使われることが多くなり、もともとの言葉の意味だった「女子がきれいになりたいと願って行動する力」とは、少し遠いところにあるようで、これについては、「言葉」そのものが、時代とともに用いられ方が変わることが、起因しているからではないでしょうか。

さて、ランキング記事を読み進めていくうちに、おもしろい箇所を発見しました。
それは、世間的にはそれほど認知されていないものですが、『大阪のおばちゃん力』というものが、存在しているというところでした。
それはずばり、『大阪のおばちゃん力』という著書をまとめられた大阪研究家の前垣和義さんの言葉です。
「えげつない、あつかましいとマイナスイメージが強い大阪のおばちゃんですが、じつは思いやりが深く、サービス精神豊富なんです」と。

そこで、『大阪のおばちゃん力』の語源を探ってみますと、例えば、大阪のおばちゃんが好むといわれるヒョウ柄ファッションや、目をむくようなシャツを着て、人に会えば「わぁー、どこでこうたん?」と、ひとしきり楽しむ話題を提供できる‥‥。
買い物で値切るのも、必ずしもケチなだけでなく、店の人との言葉のやり取りを通じて場を盛り上げ、結果的に店にも損をさせない‥‥。
そんなこんなの、大阪のおばちゃんたちを見ていて「おばちゃんたちを、安易な先入観で切り捨てるのではなく、もっと学ぶべき点を探した方がいいのでは?と。そこで、あえて『おばちゃん力』と名付けることで、これまでのネガティブな思い込みを転換して、ポジティブなハウツーとして広めていきたい」と前垣さんは、考えたのだそうです。

う〜〜〜ん、大阪のおばちゃんの一人としては、思わず吹き出してしまいそうな発想で、何ともこそばゆい、喜んでいいのか悪いのか‥‥?
でも、さすがに、『おばちゃん力』と言われてみると、ええやんと思えるのも不思議なものです。
これこそがプラス思考で考えることなんだと、にんまりとしてしまいますが、みなさんは、いかがでしょうか?

では、いよいよランキング発表します!!

1)語学力→海外旅行のたびに痛感。五輪でボランティアしたいから!!
2)経済力→いつクビになるか薄給の契約社員。
3)記憶力→すぐ思い出せなくなった。挨拶されても??困る。
4)体 力→体力ある人うらやましい!
5)コミュニケーション力→もう少し相手の気持ちがわかればいいな。
6)決断力→メニューごときで悩むのは‥‥?!
7)行動力→先のことを案じて、なかなか重い腰が上がらない。
8)意思力→誘われると断れず、気がつけば朝になっている。
9)家事力→家の中は片付かず、すべてに手抜きで情けない。
10)交渉力→意外な方法で揺さぶられるたびにうまくいかない。

忍耐力/快眠力/表現力/聞く力/実行力/
企画力/語彙力/持続力
包容力/創造力/集中力/文章力/計算力/
雑談力/鈍感力

ランキングをみて、ちょっと気になったのは、語学力や経済力など、手堅い選択が上位に並んでいて、意外に当たり前な結果を人は望んでいると思ったりもしましたが、いかがでしょうか?

そこで最後に思いっきりの発想の転換で、これを自分の力でなく、自分以外の人、要するに自分の周りにいて影響のある人にどんな力があればいいと望んでいるかの調査をご紹介しまとめにします。

題して『自分以外の人に身につけて欲しい○○力』です。基本、家族への要望が目立っていますが、なぜか笑ってしまいました。

 『夫に空気を読む力』
 『小言を言う妻に包容力』
 『就活に失敗し大学院へ行って安心している息子に現状把握力』
 『雰囲気に流されない朗らか力』
 『もっと楽しい会話力』
 『細かいことにばかりとらわれていない気分転換力』
 『根気と愛情に溢れた観察力』
 『笑顔力』
 『感動力』
 『青春力』

自分の不足分を『○○力』で、満たしていくためには、相手の存在のあり方も大きいということでしょうか??
果たして、私に足りない分を補ってくれる『○○力』とは‥‥??

さて、誰が誰にどんな力を望んでいるのかは、みなさまの『想像力』にお任せいたします〜♪

たちのゆみこ